便器の中を常に水が流れる「循環リサイクル方式」を採用。上下水道が無く、排水できない場所でも設置が可能な水洗トイレです。水を外部に一切放出しないので、周辺環境を保全します。
通常の汲み取り式トイレに比べて、およそ5~10分の1という汲み取り回数で済みます。
排泄物をバクテリアにより分解させて、その水が洗浄水として循環します。衛生的で限りなく無臭に近いトイレ空間を実現しています。また、移動が容易なので災害時などに活躍します。
土木工事現場、公園や駐車場、集会施設や農場など幅広く導入されています。
ウォータスは2016年9月に国交省が発表した「快適トイレ事例集」に掲載されています。
「快適トイレ」に求める標準仕様
(1)洋式便座
(2)水洗機能
(3)臭い逆流防止機能
(4)容易に開かない施錠機能(二重ロック)
(5)照明設備(家庭用電源、電池式両用)
(6)衣類掛け等のフック付き
「快適トイレ」として活用するために備える付属品(オプション)
(7)男女別の明確な表示
(8)入口の目隠し設置(竹製のたて簾)
(9)サニタリーボックス
(10)鏡付きの洗面台
(11)便座除菌シート
その他、推奨する仕様として下記があります。
・擬音装置(標準装備)
・窓あり
・トイレットペーパー予備置き場あり
詳しい資料は下記PDFをご参照ください。
→快適トイレ「ウォータスPE製」
→快適トイレ「ウォータス木製」
ウォータスは国土交通省の定める快適トイレの認定条件を満たす商品です。(快適トイレ認定マーク取得済)。
イメージアップ推奨品(現場用仮設トイレ)として500台以上が土木工事現場へレンタル設置されています。(平成28年2月現在)
ウォータスをレンタル導入した企業が、再度ウォータスをレンタルする割合は9割以上です。その理由の1番は、なんといっても「臭わない」こと。また国土交通省の方針として、建設現場の環境改善の取り組み(平成27年より)が行われており、今後、増加・活躍が期待される、現場の女性技術者に喜ばれるウォータスを導入する企業が増えているという時代背景もあります。
通常の汲み取り式トイレは、室内上部から排気するため、室内がどうしても臭います。ウォータスはベンチレーター(換気扇)で気流を作り、便器から下部タンクを通って排気するため、室内は限りなく無臭な状態となります。
便器内は常に水が流れており、排泄物はすぐに流されて衛生的です。汚水は下部タンク内の6層に渡る分離質を流れる間にバクテリアによって分解され、臭いがなくなります。室外においても、通常の汲み取り式トイレに比べて、臭いは大幅に軽減されています。
ウォータスの多くは、国土交通省の土木工事でレンタルされています。一部、一般施設や公共施設などで購入・設置がされています。ご利用の状況に応じて、レンタルと購入をお選びいただけます。